インストール〜起動

今回はインストール手順を細かく書いてもしょうがないので、作業メモ的にやったことを残します。


coLinuxのインストール自体は、インストーラが提供されているので楽勝です。
詳しくは、Error Stormさんのサイトを見てください。画像付きの丁寧な解説があります。

  • バージョンは最新版の0.62
  • coLinux Bridged Ethernet(WinPcap)はインストールせず(TAP-Win32を使うので)
  • configファイルはdefalut.config.xmlをコピーしてdebian.config.xmlを作成
  • Rootイメージは、Debian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gbをわかりやすくdebian_rootにリネーム
  • Swapイメージは、自分でファイルを作成するのが面倒だったのでココから512MBのものをダウンロード。ファイル名は、swap_device512Mbにした。
  • メモリサイズはとりあえず256MBにした(デフォルト64MB)。今後様子を見て調整。

なおインストールの途中でDebianイメージのダウンロードに失敗してしまったので、Debian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gb.bz2を直接ダウンロードして解凍しました。

debian.config.xmlのファイルはこんな感じ。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<colinux>
    <block_device index="0" 
      path="\DosDevices\c:\Program Files\coLinux\debian_root"
      enabled="true" />
    <block_device index="1" 
      path="\DosDevices\c:\Program Files\coLinux\swap_device512Mb" 
      enabled="true" />
    <bootparams>root=/dev/cobd0</bootparams>
    <initrd path="initrd.gz" />
    <image path="vmlinux" />
    <memory size="256" />
    <network index="0" type="tap" />
</colinux>

これで準備完了。以下のコマンドで起動と停止が可能です。
root/rootでログインできます。passwdコマンドでパスワード変更を忘れずに。

# 起動
colinux-daemon.exe -t nt -c debian.colinux.xml
# 停止
shutdonw -h now

お手軽ですね。
まだwoodyだしaptも使えませんが、とりあえずこれだけでDebianが動くようになりました。